クロアチアの旅 2005年 8月8日〜8月15日 (その1)
From |
To |
Flight |
Deaprture |
Arrival |
アムステルダム |
ドブロヴニク |
OU459 |
16:30 |
18:25 |
ダルマチアの海岸線
クロアチア国旗
さて今年の夏の旅行はどうしようかと思案していたところ、クロアチアが今売り出し中との情報を得た。オラニエ夫人に言わせると「まだそれ程観光地化はされていないけど、食事はイタリア系でおいしそう」とのこと。アムステルダムの日本人駐在向けパッケージツアーにも登場し始めてきており、今が旬か。旧東欧諸国に目のないオラニエ公は早速情報収集に走り、アドリア海に面した「Dubrovnik(ドブロヴニク)」の街に8日間滞在するパッケージに申し込んだ。
これはI.D.Riva Toursというこの辺り専門の旅行会社による「フライト+ホテル」のセットで、ドブロヴニクに滞在しながら、個人的なエクスカージョンで近隣の観光地に出掛けるというパターンにした。
ドブロヴニクへ
旅程表
【解説:クロアチア共和国】
旧ユーゴスラヴィアから1992年に独立した新しい国。この独立時にユーゴスラヴィアとの間に激しい内戦があり、1995年に正式に独立が認められた。人口は約450万人で、首都はZagreb(ザグレブ)。日本が初めて出場したワールドカップサッカー(1998年:フランス)で日本とも対戦し、決勝トーナメントも勝ち抜いて3位になった。TBSテレビの「世界ふしぎ発見!」でもつい最近(8/27)紹介されたばかり。
(詳しくは
外務省のクロアチア紹介のページを参照のこと)
クロアチア地図 (Lonely Planetより引用) 赤・青ワクは訪問地
アムステルダムからドブロヴニクまでは、わずかに週一便クロアチア航空が月曜日に往復しているだけである。直行便はこれだけでそれ以外はクロアチアの首都ザグレブで乗り換えということになる。スキポール空港の最もマイナーな3番ターミナルの更にその一番奥にクロアチア航空のカウンターがあった。
クロアチア航空は「Star Alliance」に最近入れてもらえた(?)ためか、機体はどう見てもルフトハンザのB737のお下がりだった。残念ながら写真には撮れなかったが、機内食は未だ旧共産主義国の面目躍如という感じのつましいものだった。帰りの便も同じだったが、塩や胡椒もないパサパサのチキンと、ドレッシングもないニンジンがパンと一緒においてあるだけ。これだったら昔乗ったリトアニア航空の方がまだ上かもしれない。そうだこれから行くところは実は旧東側のまだ発展途上の国だということを十分思い起こさせてくれた。
2時間近く乗っていると下に地中海の青い海が見えてくる。今年のアムステルダムは近年になく冷涼で、既に晩秋の趣すらあったので、こうした南国的な風景にはワクワクさせられる。このアドリア海の海岸線はダルマチア地方と呼ばれ、確かリアス式海岸のようになっていると勉強した事を思い出した。今まで今までテレビでしか見たことが無かったクロアチア、更には内陸のボスニア=ヘルツェゴビナに出遭うことが出来て感激。切り立った崖と荒涼とした山並みが続いた後、飛行機は無事ドブロヴニク空港に到着した。
早速宿泊先までのツアーバスに案内されて出発し、途中の街にも立ち寄った後、宿泊先になるHotel
Villa Argentinaに到着。
丁度一年前のマルタ旅行で3つ星ホテルの侘しさに懲り懲りしているので、今回は奮発して5つ星&オーシャンビューにした。その甲斐あって、清潔でエアコンの効いた部屋のベッドにたどり着くことが出来た。
ドブロヴニクに到着
ドブロヴニクでは多くのホテルは旧市街地からはかなり離れた所に点在しているが、Hotel
Argentinaは旧市街地からだらだら坂を上ること約10分の海岸沿いにある。この近さは「大当たり」だった。着いたその日も直ぐに市街地で地中海料理を楽しめたし、その後の滞在中にも何かと便利だった。やはりホテルはそこそこ便の良いところが一番だ。